· 

ビジネスモデルをデザインすることは、まるで、アートすることだった。

 

 

実は、この1ヶ月ほど、ビジネスモデルをデザインするため、ビジネスコンサルタントの片山立さん(夢・アーキテクティング工房)のコンサルティングを受けています。

 

今回は、ビジネスモデルデザインや起業家の行動論理、U理論、クリーンランゲージ、システム×デザイン思考、エフェクチュエーションなど最前線のビジネス理論(心理学、コーチングも含め)を活用し、初心者の私にも分かるようプロセスに併走してもらっています。

 

 

その奥深さは目から鱗!初耳の単語や概念も多いのですが、新発見の連続で、目の前の世界がどんどこ広がり、ビジネスモデル創出の面白さを体感し始めております。

 

その創出プロセスは、まるで絵を描くプロセスととても似ていて。自分の内にある、おぼろげに輝く作品の完成イメージを具現化していくプロセスと同じ感覚です。つまり、今の私には「ビジネスとして仕事を創出すること」が作品づくりとまったく同じ感覚なのだと気が付いたのです。

 

アート作品として絵を描くことも変わらず好きですし興味もあります。ビジネス創出は扱う素材が違うだけで、クリエイトする思考(内面的)プロセスは全く同じなのです。

だからこそ、最近、ビジネスの場で「デザイン思考」が導入され、次に「アート思考」の導入が始まっているのだと、あらためて実感として理解できました。

 

 

アートのプロセスの中にある「想像・創造・ビジョニング・視点の転換・構造化・具現化・ユニーク・希少性・感性・感動・共鳴性・ファンコミュニティ」といったキーワードが、今後、ビジネスのなかで価値を持ち始めたということなのでしょう。

 

社会のなかでの仕組みづくりや関係性づくりとして、目に見えないながらも構造をアートし、デザインする。そして、その先に協働する人や顧客となる人たちとの感動体験がある。

そんなビジョンを描きながら、フリーランスから事業化へと新しい展開を進めています。

 

仕事の在り方、働き方、サービスの内容など、私が想い描いているものにはどんな業態が最適なのか…丁寧に自分と向き合い、自分の感性が「これだ!」と叫ぶ瞬間を楽しみに待ちながら、コンサルティングで提案された宿題の「問い」と向き合っています。

 

 

それは、「自分を知ること」そのもの。「仕事は社会のなかでの自己表現」という哲学をより私らしく実践するために、「私が求めているもの」をとことん突き詰めています。

そしてそれが、今の私にはとんでもなく面白いのです!欲張りで、アレもコレもやりたい私の散らかった頭の中が、次第に整理され、根幹となるビジョンがじわじわと現れ始めています。「そうそう、こんな感じ!私が伝えたいのはココなんだ!」と。暗中模索の霧が少しずつ晴れていくようで、視界がどんどんクリアになるのです!

 

 

これまで、アートや医療の現場や研究領域が私の活動の場だったので、ビジネスとは縁遠くありました。フリーランスに関しては、実家が自営業なのもあり、一人商いは身につくよう育てられていたので(笑)自分の身一つでできる商いはしてきました。

 

 

それでも、事業化したいと思ったのは、アートや医療の専門研究領域はかなり進んでいるのですが、その情報を必要としている方々が情報にアクセスできていない。つまり、専門研究と一般社会が分断されていて、情報が伝わっていかないのです。ここに風を通す窓になりたい!!

 

アートプログラムやアート環境設計を取り入れることで、課題が改善されることは多々報告があります。驚くほどの効果が世界中でリサーチされていて多くの可能性が示されています。それをとにかく必要な方々へ広く伝えたい、アート活用実践(アートブログラムや環境設計)をサービスとして届けたいという想いの高まりがいよいよ飽和状態なのです(笑)

 

それは、フリーランスの域を超えることになるので、チームとして協働する可能性を模索しています。そうなると、私が了解すればそれでいい話ではなくなっていくので、継続性や社会への根付きという視点からも、ビジネスとして事業化し安定的に経営する仕組みづくりがしたいという情熱の高まりが、まさに今。

 

 

さてさて、現在は、描いているビジョンに合わせて、コンセプト整理を行い、具体的なユースケースの作成に取り掛かろうかという段階です。また、経過はお知らせします。

 

なになに?!面白そうなことしてるじゃーん!!と思っちゃった人は、いつでも声かけてくださいねー!面白いことしたい人たちで熱気がすごいことになってますよー笑

 

 

第一歩として「アート×心と体×場づくり研究会(仮)」の立ち上げを声がけさせていただいている皆さま、もうしばらくお待ちください。この事業の軸をはっきりさせることで、研究会の在り方も自ずと見えてくると思うので、順を追って形づくっていきます。

 

私自身、早くスタートしたくて仕方がない気持ちでいっぱい!(紹介したい記事や情報がどんどん入ってきています!)ですが、自分に無理がなく楽しめて、関わってくださる皆さんにとっても喜んでいただけるような運営方法を模索中です。